街頭防犯カメラ先進国の最新事情は?
2020年12月10日 16時28分
街頭防犯カメラは犯罪を防止する目的の抑止力として期待されています。
犯罪が発生した場合でも犯人検挙の手がかりとして注目されています。
街頭防犯カメラ先進国のイギリス・アメリカ・日本の事情を比較しておきましょう。
イギリスの街頭防犯カメラ事情
特に首都のロンドンにはCCTVシステムと呼ばれる街頭防犯カメラが設置されています。その数は300万台から400万台の数です。
最初に導入されたのは1990年前半頃でしたが、市民からは不評でした。
しかし、その後1993年に幼児殺人事件が発生して、その際の捜査につかわれて解決に役立ったのです。
これをきっかけにして現在は市民にも好意的に受け止められるようになりました。
カメラの運用についてプライバシーに関する権利とのバランスをとるために、
運用するオペレーターの教育や指導・データ流出を防ぐ措置、誓約を徹底しています。
アメリカの街頭防犯カメラ事情
ロンドンで導入されているようなCCTVシステムはアメリカでも導入が進んでいます。ニューヨークではロンドンの設置数まではいきませんが、数多く設置されています。
アンケートでも公共の場所での街頭防犯カメラを求める声が多いです。
近い将来ロンドンの設置台数は超えるでしょう。
具体的にCCTVシステムの導入が検討されているところです。
911のテロの脅威に関しても敏感に対応している国ですから、国内の犯罪だけでなく国際的は犯罪にも対応できるシステムの導入が進められているのです。
日本の街頭防犯カメラ事情
公共の場所での街頭防犯カメラの導入は日本でも前向きです。金融機関や商業施設の設置には当然ですし、東京の新宿・大阪市・福岡市などではいたるところに街頭防犯カメラを見かけます。
オウム真理教の元幹部も街頭防犯カメラの映像で逮捕に至りました。
全国で300万台が導入されています。治安維持のためにこれからも街頭防犯カメラは進んでいくでしょう。
★☆★ まとめ ★☆★
■いかがでしたでしょうか?
今回は街頭防犯カメラについての基礎知識をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。